宮崎市でうどんといえば必ず名前が挙がる「織田薪本店」。ずっと気になっていたお店に、ようやく訪れることができました。

薪の香り漂う、風情あるうどん屋

店先には積まれた薪が印象的。昔ながらの雰囲気を残しつつ、地元の人で賑わう人気店です。店内に入ると、どこか懐かしい香りと温もりを感じます。

名代おめん

注文したのは「釜揚げうどん 並」

看板メニューである「釜揚げうどん(並)」をオーダー。ほどなくして、湯気の立ちのぼる桶に入ったうどんと、つけだれが運ばれてきました。

名代おめん

もちもちとした麺、香り高いつけだれ

太めのうどんはふわっとした口当たりながら、噛むとしっかりとしたコシ。湯気に包まれた麺をつけだれにくぐらせると、鰹や昆布の旨みが口いっぱいに広がります。
つけだれは醤油のキレがありながら、まろやかで飲み干したくなる美味しさ。シンプルなのに飽きがこない、まさに「毎日食べてもいい」味です。

【名代おめん】

心まで温まる一杯

釜揚げうどんは、麺を待つ時間も湯気を眺める時間も含めて楽しむ料理だと実感しました。薪で炊き上げられた熱々のうどんは、身体を芯から温めてくれる一杯でした。


宮崎市でほっとひと息つきたいとき、ぜひ「織田薪本店」の釜揚げうどんを味わってみてください。シンプルながら奥深い味わいに、きっと心まで満たされるはずです。